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コラム / サックス

2017年12月01日

リズムが取れない問題



初めてサックスを吹き始めてからレッスンをある程度進めてくると、大抵の方がある問題にぶつかる事が多いです。

それは、楽譜に書いてある音符のリズムが取れない!という問題です。

そもそも音楽に触れること自体が学生時代の音楽の授業以外で初めて、という方がリズムがわからないというのは当たり前のことですので、それは問題では有りません。

ただ、音楽初心者の方が楽器にも慣れて大体の曲を練習すれば演奏出来るというレベルになったのにも関わらずリズムが適当というのは非常に惜しいです。

 

そういった方が何故そうなるのか私なりに考えてみましたが、結論として「知っている曲を知ったかぶりで吹いている」のではないかと思いました。

元々知っている曲なのだから知ったかぶりも何も無いだろうと思われることと思いますが、例えば幼い頃に誰もが一度は口にしたであろう「かえるの歌」を演奏するとします。

初心者の方でも簡単に吹けるこの曲ですからある程度上達している方であれば何の事も無いでしょう。

 

では、それを今度はメトロノームに合わせて演奏してみるとどうなるでしょうか?

メトロノームの音とリズムの表拍が合っていますか?

いつの間にかメトロノームより速くなっていたり遅くなっていたりしていませんか?

それとも自分が速くなっているのか遅くなっているのかすらよくわからないという状態では有りませんか?

一人で演奏する分にはリズムが滅茶苦茶だろうと問題有りません。

しかし、サックスが上手くなってくるとCD音源に合わせて演奏したり、他の楽器の人達とも一緒に演奏してみたくなってきます。

その時に周囲とリズムが合わないと音楽にはなりません。

テンポ感とリズム感が合ってこそ、もっと演奏が楽しくなります。

 

ではどうすればリズムが取れるようになるのか。

 

音符の長さの事を音価と言いますが、ゆくゆくはこの音価を理解するのは勿論、わからないなりにも先ずはメトロノームに合わせて演奏したい曲を歌ってみましょう。

大体の方が新しい楽譜を見て先ずやってしまうことは突然サックスで演奏してしまうことです。

リズムもテンポもバッチリ取れるという方がそれをするのは構わないのですが、そうでない方がそれをしてしまうと余計に混乱してしまいます。

それでも適当に指さえ動かしていれば曲っぽくなるのでそこで妥協してしまう方が殆どです。

私のレッスンでは、メトロノームに合わせて演奏出来ない方に「試しに声に出して音名(ドレミ)で歌ってみてください」と提案すると十中八九歌うことが出来ません。

もしくは楽器で演奏した時に間違える箇所を歌でも間違えてしまいます。

何故かと言うと、いつも指先で楽器のキーを押さえることのみに集中しているから脳に楽譜がインプットされていないのです。

サックスは、キーを押さえて息を入れれば音が鳴ってしまう楽器です。

ドならドを出すための指を押さえてしまえば音が鳴ってしまうが故にどうしても機械的になってしまいます。

ですから、新しい曲を目にしたときは一旦楽器を横に置いて自分の口で歌ってみることから始めてみてください。

その時に自分で拍子を取りながら歌えるようになると完璧です。

最初から難しい楽譜でそれをしようとすると出来なくて嫌になってしまう可能性が有るので、手始めに単純な四分音符の曲で試してみることをお勧めします。

それが出来たら八分音符や十六分音符といった細かい音符の含まれた楽譜を試してみてください。

根気良く継続していただければ必ず楽譜を見ただけでリズムが取れるようになります。

私だってややこしいリズムが出てきたときは今でも必ず口でリズムを歌って理解してから楽器で演奏しています。

人間の意識は全て脳からの指令で行っています。

脳が理解していないことを指先が出来るでしょうか?

早く上達しようと焦って練習していると結果として遠回りしてしまいます。

落ち着いてひとつずつ苦手な箇所をクリアしていくことがリズム感アップとサックスの上達への一番の近道です。

 

サックス講師 山下

 

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