豊かな響きと甘い音色が特徴の楽器、チェロ。
でも本物のチェロを購入するとなると、大きな音量や楽器本体の大きさがネックになります。
練習場所や保管場所の確保は大変重要な問題です。
そこで電子楽器である「サイレントチェロ」を検討される方もいると思います。
本当にサイレントチェロなら自宅で練習可能なのか?保管方法は楽になるのか?
本物のチェロとはどう違うのか?などが気になりますよね。
トホゼロ・チェロコースのいなもと講師に「本物のチェロとサイレントチェロの違い。サイレントチェロなら解決できるチェロ生活の問題点」をお聞きしましたので、サイレントチェロが気になっている方はぜひご覧ください。
サイレントチェロの疑問①:音量や音質は本物と、どう違う?
本物のチェロは、楽器の大きさもあり、その音の響きがとても豊かです。
ですが、その豊かな響きがご家族や近所の方の迷惑になる場合もあります。
サイレントチェロの生音はどうでしょう?
メーカーにもよりますが、周りに聴こえる音量はごく僅かで、プロの演奏家がホテルの部屋で夜間に練習できるものもあります。
気になる弾き心地も、弦や駒などのパーツが本物の楽器と同じものが使用されている場合は本物とあまり大差がないものがあります。
もちろんヘッドフォンを使用すれば、本物のチェロと同じような音を聴くことができるのでご自宅での練習も捗ります!
また、リバーブをかける機能を利用すれば、ビブラートを習得していない方でも、似た音の響を楽しむことができます。
サイレントチェロの疑問②:本物よりも保管は簡単?
本物のチェロの場合、ソフトケースと呼ばれる布のケースでは、自立させるために楽器のスタンドを用意したり、倒れないように床に寝かせる必要があります。
また、ハードケースと呼ばれる硬い素材で作られたケースでは、自立されられますが、奥行きや高さなど室内を圧迫する感じが多少あります。
ケースに収納しない場合も、本物のチェロは大部分が木製ですので、楽器の状態を保つためにお部屋の温度や湿度の注意が必要です。
これに対して、サイレントチェロは楽器の重要な部分のみを残した機能的な構造が特徴。
見た目は本物と異なりますが、スタイリッシュです。
物によっては折り畳めるものもあり、本物より少ないスペースで保管が実現できます。
木製部品が少ないものであれば、お部屋の環境に左右されにくいので、どんなお部屋でも置きやすく、本物と比べるとかなり管理が楽になります。
サイレントチェロの疑問③:本物より練習場所の確保や移動は楽?
レッスンの度に持ち運びが大変。練習場所やレッスン受ける場所がない・・・。
チェロを持ったことがある方なら実感していただけるかと思いますが、持ち運びや移動は結構大変です。
大きさは人1人分ほど、重さは(ケースに入れて)大体8キロ〜10キロほどあり、雨の日や暑い日、人混みの多い電車では移動中とても気を使います。
また、今は地域の公共施設やカラオケ店が休業し弾く場所がない、という声もお聞きします。
そんな時にサイレントチェロは最強!
サイレントチェロによるオンラインレッスンなら、持ち運ぶことなく自宅でレッスンが受講できます!
お天気や電車の心配、練習場所の心配も不要です。
毎日の予定に合わせた練習も、自宅で無理なく続けることができますね。
ただし、人前で通常のチェロのように演奏するには音量を出すためのアンプが必要になります。
ですが、年に数回あるかないかの演奏と、日々のレッスンや練習・・・頻度の多いものを気軽にできる方が趣味として長く継続できるのではないでしょうか。
ぜひ、色々なサイレントチェロの音色を聞いてみてください。
どうしても本物の音でないと嫌だ!という人でなければ、サイレントチェロなら練習もはかどり、チェロ生活が楽しくなること間違いなしです。
トホゼロ チェロ講師 いなもと
サイレントチェロの特長【まとめ】
・保管方法は本物のチェロと比べて簡単!
・レッスンをオンラインで受講すると楽器の持ち運びが不要!
いかがでしたか?
サイレントチェロがある生活を想像できましたでしょうか?
本物のチェロとは見た目も音も異なりますが、最近のサイレントチェロは技術の進歩により、本物に近い弾き心地や、音を楽しむことが可能です。
トホゼロによるサイレントチェロと本物のチェロの違いをご紹介している動画もございます。
ぜひ、参考までにご覧下さい。
【いなもと講師によるサイレントチェロ(YAMAHA SVC110S)と本物のチェロの弾き比べ】
チェロに興味はあるのに、音量・保管場所・レッスン受講時の持ち運びが心配で手が出せない、という方はぜひサイレントチェロを検討していただきたいです!
トホゼロでは、サイレントチェロによるオンラインレッスンにも対応しています。
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