ドラムを練習する上でリズム感を養うために必要なメトロノーム。
『どうやって練習したらいいのかな?』など、初心者の方はこう思う方も多いでしょう。
そこでメトロノームを使った練習方法について書いていきます!
最初はリズムの間隔をつかもう!
ほとんどのメトロノームは購入当初のままだと4分音符(♩)で鳴ることが多いかと思います。
4分音符の間隔だと、音がなっていない部分の間隔がつかみにくいため、順を追って練習することをおすすめします!
①ゆっくりのテンポに数字を変える
最初は、テンポの速さを調整するのにどれぐらいのスピードにしたらいいか分からないかと思います。
なのでまずはゆっくりなスローテンポ(大体50~70ぐらいの間)に設定しましょう。
例えば、時計の秒針は生活の中で馴染みのあるテンポだと思いますので、まずは、60 くらいで始めてみるのも良いかと思います。
②音符を16分音符(♬)に設定してみましょう
先ほどの4分音符より音符がさらに細かくなります。
4分音符 『カッ ,カッ ,カッ ,カッ 』
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16分音符 『カカカカ,カカカカ,カカカカ,カカカカ』
③16分音符の "1つ目" に手を叩こう(スティックで叩こう)
音符が細かくなったことで、
4分音符の『カッ,カッ,カッ,カッ』の音が鳴っていない部分の間隔を知ることができます。
どこで4分音符が鳴っているのか?
下の赤字(4分音符の位置)を参考にやってみましょう!
16分音符『カカカカ,カカカカ,カカカカ,カカカカ』
16分音符を使って間隔に慣れてきたら!
①間隔を理解し、慣れてきたら音符を戻していきましょう
16分音符を使って練習することで間隔に慣れてきたら、今度はメトロノームの音符を広い間隔へ戻していきます。
16分音符『カカカカ,カカカカ,カカカカ,カカカカ』
⬇︎
8分音符 『カンカン,カンカン,カンカン,カンカン』
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4分音符 『カッ ,カッ ,カッ ,カッ 』
音が鳴っていない部分も "口で" 16分音符の 『カカカカ』 を歌うことです!!
いわゆる "休符"(音は鳴っていないがリズムを取っている時間のこと)を歌っている状態になります。
まとめ
まずゆっくりなテンポから練習していき、間隔に慣れてきたら鳴らすリズムの間隔を大きくしたり、徐々にテンポを上げたりして、
メトロノームというバンドメンバーとの演奏を楽しんでいきましょう!!
ドラム講師 辰巳
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