楽器と湿度【フルート】

自宅の流し台に小さな小さなカタツムリちゃんがいてビックリしました。
おそらく庭から食材を持ち込んだ時についてきたのだと思いますが、驚きつつも可愛くて観察してしまいました。
カタツムリといえば、アジサイ、アジサイといえば雨を連想します。
これから梅雨が近づいて来ますが、ジメジメする梅雨に向けて皆さんは何か湿気対策をしておられますか?

湿気は大敵!?

お部屋の湿気対策について、除湿器と加湿器をうまく利用されている方も多いかと思います。
体調を崩しやすい時期でもありますが、実は、楽器にとっても心配な時期です。

ヨーロッパと日本の気候が違って戸惑うなんて話も聞いたことがありますが、急な湿度の変化は人間も楽器もトラブルを起こしやすいものです。

弦楽器や木管楽器など、木製の楽器にとって乾燥が良くないことはよく知られていますが、高すぎる湿度も悪影響になりますから要注意です。フルートは金属だから大丈夫なんてことはありませんよ。

特に冬場や梅雨時期は1時間も吹き続ければ、内側に水滴が溜まり、時には足部管から流れ出て来ます。
床などに垂れてしまう心配もありますが、それ以前に演奏に支障をきたすので、こまめに掃除棒を通しましょう。

水滴が溜まると・・・

では水滴が溜まると、どのような悪影響になるでしょう。

・音色が変わる。
・音程が狂う。
・キーがくっついて上がらなくなる。

こんな経験ありませんか?

これらはこまめに掃除をすれば解決!

急いでいて、掃除をせずケースに片付けてそのまま放置…なんてしていませんか?

経済的にもお掃除は大切!

楽器が可哀想。楽器が泣いている。
なんてよく聞く表現ですが、実は経済的に考えても掃除を怠ってはいけないのです。

1,頭部管の中にある反射板の奥にはコルクが入っています。もしも水滴を放置すれば劣化が進みカビや匂いの原因にもなるでしょう。

2,キーの裏側にはタンポといって繊細な繊維が使われています。ここに水滴が含まれると膨張し、次に乾燥すれば縮みます。

3,これを繰り返すと劣化が進みタンポを交換するしかありません。

4,タンポを交換するとなると楽器屋さんに入院させる事が多く、お金も時間も必要になります。もったいないですよね。

長時間の練習はとても良い事ですから、休憩も兼ねて掃除することを心掛けてください。

モイスレガート

掃除はしているけど、適度な湿度が分からず心配だという方には、「モイスレガート」というアイテムをおすすめします。適度な湿度を保つという優れものです。
掃除をしなくて良いという事ではありませんよ。私もお守りのようにケースに入れています。気になる方はネットで検索してみてください!

フルート講師 内宮

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