大津英語教室の「暗唱大会」について
3月に滋賀県の大津英語教室で「暗唱大会（参加希望者対象）」を開催しました。
参加したのは幼児5名、小学生5名の生徒さん達。
今回は、コロナのため縮小した形での開催となりましたが、昨年一年間アクティビティが全く出来なかったので、開催出来ただけでとても意義深いものになりました。
暗唱大会の様子
生徒さん達は、人前での暗唱にかなり緊張したようでしたが、大きなミスやトラブルなく全員が達成できました。
暗唱大会後は、外国人講師とフリートーキング。
普段は日本人講師に習っている生徒さん達ばかりなので、外国人講師とのふれあいは、ドキドキしたと思います。
でも、これまで習得した英語が外国の方にも通用するという喜びを感じていただけたと思います。
初めて会ったお友達同士でも少し交流できました。
『僕の分のお菓子、君にあげるよ！』
と参加賞のプレゼントを全てお気に入りの年下の子にプレゼントする年長の生徒さん。
『こんな子がいたの！』
とイベント後に保護者の方へ、出会ったお友達の話をする生徒さん。
年齢はバラバラでも、英語を勉強する仲間と過ごした時間はとても有意義だったようです。
個別発表
個別発表は、レッスン中に学んでいる本や、大好きな本についての発表です。
ウクレレの演奏をする生徒さんもいて、みんなの憧れの的になりました。
実は、今回は保護者の方が同席しない形での開催で、とても心配されているご家庭もありました。
しかし、全員しっかりと発表することが出来て素晴らしかったです！
みなさん緊張して顔はこわばっていましたが、とても誇らしげでした。
久しぶりに生徒さんと再会した外国人講師もいて、成長に感激する姿もありました。
『以前よりずっと成長してるね！上手になっていて素晴らしい！』
と感想を頂きました。
短い時間ではありましたが、実際に会って共に過ごす事の大切さを実感した日になりました。
外国人へ向けて発信
第2部では、講師が招待した3人のアメリカ人のゲストの前で発表していただきました。
当初は恥ずかしくて逃げ回って声が出なかった子も、最終的にはしっかり発表することが出来ました。
それぞれが考えた疑問を尋ねたりすることにも挑戦しました。
暗唱の内容について
今回は、弁論大会のような大がかりなものではなく、授業の延長として気負いせずに参加出来るものにしました。
テーマはあえて『まずはやってみよう！』と思える程度の内容にしています。
伝えるための英語を意識していただけるように、講師ではない外国人の方もゲストに招きました。
テーマは、毎回の授業で暗唱している「サイトワードリーダース」の中から好きな本を２冊選びました。
授業以外で好きな本がある生徒さんには自由に選んでもらいました。
暗唱の前には、あらかじめ作成した文章で自己紹介も行います。
文章は、レッスンで学んだフレーズだけを使って、全員共通の形式にしました。
他の人の英語を聞いて理解出来るということを経験していただくためです。
実際に、生徒さんたちはお互いの紹介を真剣に聞いていました。
発表時間は、それぞれ約3分程度。
実際に話している時間はもっと短いです。
発表のパターンは下記の2つ。
【パターンA】自己紹介＋サイトワード2冊
サイトワードは、まず普通のスピードで7～８ページを暗唱後、10秒で同じ内容を再度話す。
※高速で発話出来るという事は、長期記憶に記憶されているため、長年忘れにくく、今後の積み重ねや英作文力向上が期待できるためです。
【パターンB】自分の好きな本や自慢できる事の発表
小学1年生の男の子は、「ダイアナ」をウクレレで演奏（コードをアルファベットで記憶し、弾きながら英語で歌う）してくれました。
幼稚園年長の女の子は、エリック・カールさんの「Brown bear, Brown bear, What Do You See?」を。
レッスンで使用してから気に入り、『どうしても暗唱したい！』とお風呂用の自作ポスターを作成し、暗唱出来るようになられました。
暗唱大会の準備
暗唱大会を開催した講師に暗唱大会の準備の仕方について伺いました。
１、まずは暗記する
大きな暗唱大会に参加する場合、まずは全ての文章を確実に暗記する事が必須です。
最初は少しずつの塊に分けて自分の文字で暗記用の用紙を作成。
それを、どんどん追加しながら全てを声に出して練習していきます。
２、タイムを意識する
全てをある程度覚えたら、タイムを意識していきます。
暗記が完璧になった後は、発音矯正・声の大きさ・立ち方・視線の角度・感情表現、それに、ジェスチャーや間の取り方などにも気をつけていきます。
３、自信を持つこと
自分でビデオを撮って確認する事や、誰かの前で実際に発表してみることも勧めています。
何度も実際に声に出して回数を重ねることが一番の決め手となります。
発表者自身が自信を持つことも大切です。
『自分には出来るし、絶対やり切りたい！』と思える心の強さが芽生えれば成功できます。
大津英語教室の指導方法について
大津英語教室では、発音の美しさより「何度も聞いて楽しく発話する回数を増やし記憶する」ということに重点を置いています。
毎回のレッスンで音読することが習慣化され、生徒さんは発表会の前から暗唱できるようになっています。
『英語は楽しい』
『覚えることが楽しい』
『声に出して言う事が楽しい』
と言う感情を確たるものにするために、リズムを付けてチャンツにしたり、ジェスチャーを決めて話しながら動作も一緒に行います。
レッスンで練習した本は、自宅でも毎日声に出して練習し、レッスンカレンダーにシールを張ってもらっています。
そして、次回のレッスンで10秒計測。
間違っていないかテストチェックをします。
合格出来たら合格シールがゲットでき、次の本に進めるという流れです。
大津英語教室の講師について
大津周辺では、経験豊富なプロの講師が数名在籍しております。
特に、今回の「暗唱大会」を開催した 大津のエリアマネージャーを務める講師は、お子様から大人のレッスンまで経験豊富です。
キッズレッスンでは、色々な遊びやゲームを英語で行うことで、勉強としてではなく『コミュニケーションスキルの一つとしてお子様が英語を学べる』とご好評をいただいております。
レッスンをお申し込みの際には、「海外留学が目標」とか「英検◯級を受けたい」などのご希望もぜひお伝えください。
大津英語教室のレッスン場所
大津周辺でご希望の場所があれば、お気軽にご相談ください。
ご自宅の他に「マンションの集会所」「職場」「学校」などでも、生徒様ご自身で許可やご予約をとっていただければレッスン可能です。
適当な場所が思いつかない場合は、最寄りのカフェやレンタルスペースなどを、こちらからご提案させていただくことも可能です。