
こんにちは。サックス講師の黒河です。
サクソフォニストとしてだけでなく作曲にも力を入れておりますので、バンド・アンサンブルからの視点からもサックスの役割などについて触れていければと思います。
今回のテーマは「プレイバック」のススメ。
「どういった練習をすればいいのか?」よく聞かれますが、今回は技術云々ではなく、効率的に上達するための練習に対する取り組み方のお話です。
客観的視点
「プレイバック」とは、録音した演奏を聴き直すこと。
皆さんは自分の演奏を聴き直す習慣はありますか?
人前で演奏する機会があり熱心な方は、ライブやセッションなどの演奏を録音して聴き直すということをされていると思いますが、
今回オススメしたいのは、普段の練習も録音して、あとで聴き直してみるということです。
効果は大きく分けて2つ。
一つは、このプレイバックにより自分の練習を客観的に振り返ることが出来ます。
この客観的に振り返るということはとても大切なことで、
例えばアンサンブルにおいて個人的には、
「めっちゃ盛り上がって楽しかったー!」
と思っていた演奏が、後で録音を聴き直してみると、
・リズムが走っている...
・サックスだけ音が異常にデカい...
といったように他のプレイヤーとのアンサンブルが全然ダメだったというのはよくあることです。
何事も一呼吸おいて客観的に振り返るとその時には気づいていなかったことが見えてきます。
僕が初めて練習を録音した時は以下の2点がとても目立ちました。
・スマホを触るなど練習とは関係ない別のことをしている。
・すでに出来ることを惰性的に繰り返している。
その日、3時間の練習で、約3分の1はこれらのことに時間を費やしていたのです。
思い返せば、これまでの練習時間はこのような感じだったので、相当の時間を効果のない練習に時間を費やしてしまっていたということになります。
ここから練習方法に関する意識も大きく変わり、練習で出す一音一音の重みが激変したのを覚えています。
緊張感を生む
もう一つの効果は、録音しているという意識が練習にも緊張感を生んでくれます。
一人での勉強は色々な誘惑に駆られて捗らないけど、自習室や図書館など人目につくところでは背筋が伸びて集中しやすくなるのと似たようなものです。
そんな練習した後に録音を聴く時間なんてない!と思われる方も、楽器を演奏する時間を削ってでも、プレイバックに時間を割く価値はあると思いますよ。
ぜひ試してみてください。
今回は、練習に対する姿勢についてのお話でしたが、次回は具体的にサックスの音色に大きく影響するアンブシュアについての内容を予定しています。
サックス講師 黒河
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